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恐い亜藩士

とっても暑い 夏。皆様どう、お過ごしでしょうか?

ロボとしては大好きな恐い話の特集番組が増えて結構嬉しかったりします!
そこで 本を紹介

新耳袋 百物語 第一夜



これは面白いです!百物語風に99話の恐い話が入っている短編小説?なんです!
これを人通りの少ない道で、一人で読んでいるとすっごい恐いんです!猫が目の前に飛び出してきて、僕 わあああー! って叫んでしりもちついちゃいましたよOTZ



というわけで ロボKYプレゼンツ恐い話。

海亀のスープ的な話です。自分で考えた話なんで つまらないとか勘弁してくだs(ry


題名「晩餐会」



 その日、趣味のおなじ、サークルの仲間4人であまり標高の高くない山に、登山にきていた。
その中でもリーダー各の男、Rが高山病にかかったとかで、途中の山小屋で休むことになった。
他の3人は、いつもリーダー面している、Rのことをあまり、良く思っていなかったので、山小屋でRが休むことになってから、愚痴大会が始まろうとしていた。しかし、もしRに何かあったら、3人に責任がかかるんじゃないか、と思って、一人見張りをつけることにした。面倒見のいい男性、Oが残ることになった。と、言ってもOはよくRにパシリにされていたので、Oはとても嫌そうだった。
そのまま登山を続けることになったKとJは荷物をまとめて、交代交代に持つことにした。途中まで、登ったところで突風が吹き、鞄を落としてしまった。「あーあ、J、仕方ないから下までとりに行くか。それにしても笑えるよな。こんな標高の低い山で、高山病にかかるなんて。Rめざまーみろ。」
KがJに話し掛けると、Jもその意見に賛同したようで、下まで取りに行くことになった。途中まで降りたところで、なぜか、Oが二人の荷物と、自分の荷物を持って登ってきた。
「おーい!お前らかばん落としただろー!俺が持ってきてやったぞ!」
「Oーなんでお前Rの面倒見てないんだよ?」
「Oがな、もう俺は平気だから、皆と楽しんでこいって言ったんだよ。」
「あのOが?らしくないな。まぁいいや ところでO、なんでそんなに荷物パンパンなんだ?」
「いや ちょっとな山小屋から酒とか肉とか持ってきた。上で晩餐会しようぜ。コンロももってきてあるからさ」
「O!お前最高だよ!準備いいな!」
「もっと褒めてくれよ なんてな 冗談だよ」

軽いやりとりをしながら、OとKとJは頂上を目指して登っていった。
OとKとJは頂上につき、すぐ近くにある山小屋に入り、Oの持ってきたコンロと肉と酒を出し、晩餐会の準備を始めた。肉を焼く時、Oがこう言った。
「肉は俺が焼いとくからさ、お前は食べられそうな草とってきてくれよ。やっぱり野菜がないとダメだよな」
KとJは山に草を探しにいったが、頂上近くの山に食べられそうなものは生えてなかった。
山小屋に戻ると、肉が焼けていた。
「なんか、臭いな、Oなんかしたのか?ガスの臭いとは違うみたいだけど」
「さぁ?わからんけど、外が臭いんじゃないか?」
「この肉、すじばってるし、あんまうまくないな 酒と一緒に流しこむしかないか」
「J、文句言うなよ!下の山小屋においてあったもんなんだからさ!」
酒が入っているせいか、Oの口調が強くなってきていた。KとJも、せっかくの晩餐会をつまらないものにしたくなかったので、後は酒などを煽った。肉のまずい味も、ビールと一緒に流せばうまく感じた。その日は、その山小屋にとまることにした。Rに連絡をとってみたが、通じなかったので、きっと具合が悪いのだろうと思った。
翌日、Rがいるはずの山小屋を覗いてみると、誰もいないかったので3人は、Rがまっているのがつまらなくて、帰ったんだろうと思って、各々の家に帰ることにした。Rのことは元々、良く思ってなかったし、また明日になれば、元気に遊びにくるだろうと思って。
翌日、午後になっても、Rと連絡がとれなかった。 KがJとOに、Rを知らないか?と聞いてみたが、知らないと言ったので、気にしないことにした。きっとまだ具合が悪いのだろうと思って。携帯電話に連絡してみたが、やっぱり出なかった。
次の日、なんとニュースにRの顔が出ていた。行方不明らしい。 急いでKがJとOに連絡をとった。Jは、今からお前の家に行くと言った。Oとは連絡が取れなかった。
JはKに、Oに連絡が取れないと、いうことを伝えた。Jは心配して、Oの家に行って見ようということになった。



急いでKとJはOの家へと向かった。すると、パトカーがとまっていた。丁度Oが家から出てきたので、聞いてみようと思ったが、警察にとめられた。
「おい!Oが何をしたんだ?こんなにパトカーがいっぱい。」
「守秘義務があるので答えられません。近々あなた達にも話を聞くことになると思います。」
警察はそれだけ答え、Oのところへと向かった。
「O!どうしたんだよ!答えろよ!・・・まさか・・・Oの行方不明と関係が?」
話を聞いた警察がいった。
「ああRだったら死んでますよ。でもなぜか死体が見つからないんですよねぇ。」
「O!お前・・・R殺したのか?死体どこに隠したんだよ!すぐ言ったほうが、罪軽くなるぞ!」

Oが口を開いた。


「何・・・言ってんだよ。Rの死体だったら、俺達皆で、――――」



KとJはその場で倒れこんだ。











いかがでしたでしょうか。忙しい合間をぬっての更新で、推敲もろくにしてないので アレ だとは思いますが、最後のオチで、少しでも涼しくなったなら、苦労してかいた甲斐が、あったというものです。

あ、最後のおち、― にしましたけど わかりますよね?
by nervlove | 2005-08-07 19:18
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